Thursday, August 16, 2007

読書日記:アンダースロー論 渡辺俊介

渡辺投手のアンダースロー論を読了した。

アンダースローとは、野球の投手のスタイルでいわゆる下手投げのことである。

野球狂の詩の水原勇気を思い出すかも知れないけどあれはソフトボール投げで下手投げではない。

ボクは野球選手の書いた本が好きで最近だと「不動心」とか「和田の130キロは何故打てないのか」とか「巨人論」とか読んでいる。野球も一種の競争なので戦略コンサルティングのヒントがあるかも知れないと思って何となく手にしてしまうんだと思う。

で、読んでみてどうだったかというと、正直経営戦略に活かせる部分は少なかったのですが、先日の松井の本を読んだときにも思ったのですが、この渡辺投手という人も、もう考えて考えて考え抜いて自分のピッチングのあり方、トレーニングの仕方、試合に向けたコンディションの整え方を磨き上げているな、という感じで、ある種才能の無いことを思考でカバーしているな、という気がした。

日常生活の中でのちょっとした心がけで、自分が極めたいと思っている道の進歩が得られる、ということを常に考えて実践しているという感じでしょうか。

ちょっと見習ってみたいと思います。

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