Wednesday, February 4, 2009

この世で一番ハラたつこと

最近よく出会うのだが、たまにトイレで手を洗おうとしてセンサーに手をかざしても、なかなか反応しない蛇口がある。

これほどハラの立つものはない。

先日などは、さんざっぱら手をブラブラやって、やっとこさ水が出た後、今度は洗った手を乾かそうと思って、やはりセンサー式の ドライヤーに手をかざしたら、これも反応しない!

後ろに人もいるため、狼狽しつつも、手を濡らしたまま出るのもヤなので、なかなか反応しない機械に手を突っ込んで、後ろの人に卑屈な笑みで「へへへ~すいません」と言いながら、手をブラブラ上下させる、という行動は個人の尊厳を崩壊させるギリギリの線上にある。なぜ僕がこんなクサレドライヤーのために、こんな屈辱を味わあねばならないのか。

最近、こういったお節介系のサービスによる怒り、というのが多くなっている気がする。

例えばエレベーター。「6階です」とか「ドアが閉まります」とかしゃべるヤツがある。静かさは贅沢なのに、私の静かさは貴方の全く無意味なアナウンスで台無しにされている、と感じてしまうのだ。カルシウムが足りないのだろうか?

確かに混んでいるエレベーターだと階数表示が見えにくいこともあるだろうが、本当にこんな機能、意味あるのか?

実際には殆ど効用がないのに、どっかのメーカーがつけ始めて、付加価値をつけることに深く考えられ
ない競合他社が、それっと付和雷同した結果、どこも同じ「おせっかい音声つき」のハードが蔓延することになってしまったのだろう。

ウルサイ、ということで言うと目にウルサイ広告も実に腹立たしい。最近のタクシーは、後席に液晶モニターがついていて、バカ面をしたタレントがチャカポコ画面で動いており、これが実に目にウルサイ。こっちは外の景色を楽しもうと思っても、目の端でチカチカ動くので実に腹立たしい。美しいものを見るのは個人の権利なのに、その権利を暴力的に奪われているという気がしてしまう。

音声も同じである。ご乗車有難う御座います。またのご利用をお待ちしております、なんて機械に言わせることの意味をもう一度サービス提供者はよく考えてみた方がいい。顧客にとってどんな付加価値があるのか?運転手さんから直接言われるのなら、まだ気持ちいいが、文字通り魂の入っていない言葉でそんなこと言われても、耳にわずらわしいだけだ。

こんなサービスとかガジェットの開発に、携っている人がいることを考えると気の毒でならない。

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