Wednesday, August 15, 2007

読書日記:不動心 松井秀喜

松井秀喜の不動心を読了。

素直に尊敬すべき人物だと思った。いろいろと見習うべきポイントがあるよい本です。2時間くらいで読めるのではないでしょうか?

ポイントは

1:何か悪いことがあれば常にそこから学び取れることはある
=生きる力とはそもそも成功を続ける力ではなく困難を乗り越える力である
=大事なのはその時点その時点で前向きに何ができるかを考え、行動すること
= リハビリはウソをつかない by長嶋茂雄

2: 自分が所属している組織に誇りを持て
=ヤンキースの一員になれて幸せだった byジョー・ディマジオ
=自分が所属している組織に誇りを持っている友人ほど活躍している

3:つらいこと悲しいことがあっても口に出して言わない・態度に出さない
=あー失敗した~という言葉に自分自身が引っ張られる
=怒ることがあってもバットを投げたりしない・・・そうすることで心を乱さない、心が乱れるとバッティングが乱れる
=王選手は敬遠にあってもバットをそっと置いていた

4:心が大事である
=こころが変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる

5:虚心坦懐に自分の強みを考え、競争環境に応じて自分の強みを再設定する
=日本ではホームランバッターだった松井はアメリカではホームランバッターたらんとはしていない
=無理に大リーガーと戦ってホームランバッターたらんとしていたらスイングが崩れてしまう
=むしろ、日本人のよさ、日本野球のよさ、自分の体格やバッティングスタイルを考えなおすことで、大リーガーと差別化できる部分を再設定すべき

6:悪いときには悪いことを忘れるよりも、悪さの要因に向き合うべき
=アメリカでホームランが打てなかったとき「そのうち打てるようになるさ」と考えたら今の自分は無い
=クヨクヨするのではなく、悪さに正面から向き合ってこれの解決を図ることが肝要である

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